小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。
ある女性のお客様の話である。
その方は学生の頃より、いつも、周りと自分を比べてしまい、自分の方が劣っていると感じることが多く
常日頃から、あらゆる自己啓発本を読んでいたそうだ。
本に書いてあることを実践してみるものの
それでも、できない自分に失望し、いつも自己嫌悪をいだきながら、今まで生きてきたという。
彼女だけではなく、世の中にはこのような方は多いのではないかと思う。
それは、自分の抱く理想が高ければ高いほどそのような思うことが、多いかもしれない。
私自身も色々、思うところがるのだが、もし、理想の自分自身を創るのにも
「素の自分」から出発することが、一番の近道だとおもう。
心のどこかに、理想の姿をおいておいて、「素」の自分を大事にしながら
やるべきことをやってあとは流れにまかす。
そして、ある時、忘れたころに、それが、達成されていたりする。
長い時間はかかるかもしれないが、その方法が一番無理なく生きていける。
私自身、心のどこかで、「違うよそっちじゃないよ」といっている「素」の自分の声を無視して
いると、体調を崩したり、色々なことが機能不全になることがある。
俳優になりきることができる人は演じることで、自己実現をすればいいと思うが
私は、「素」の自分自身でいることが一番心地よいのである。
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