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sifu hiruma  胡蝶の夢  

小さい頃、「蝶」と「蛾」の存在が、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。   日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。

息子の腹痛 腹部における推拿手技

2022年06月08日(Wed) 07:49:44



今朝方、息子が私のところに来て「おなかが痛いといってきた」。

6月の中医学講座で皆さんと勉強したところだった。



息子の腹痛の状態を視てみると

脈診では、脾虚、舌診では、胖大(湿邪の影響)

経絡を触ると腎虚。

脾経にはそこそこの張力があり、経絡自体はひどい状態ではない。

胃経かと思ったが、胃にも実、虚とともにそこまでの状態ではないので

この状態からすると、腎が「本」(治病求本の本(病の本源)(という状態だ。



腰椎の2番、右の腎に触れていくと少し冷えている気がする。

寝相の悪く、おそらくおなかを出して寝ていたのではと推測する。


大腸勁、小腸経にはそこまでの異常は感じられず、この時期の湿度の

影響もあり「脾虚」をともなった、「腎陽虚」と証をたてる。


丁寧に腎経、脾経に点穴。

腹部は中脘、関元、天枢に点穴。

気功でお腹をあたためながら、

大腸経、小腸経を中心に手の三陽経を温めるように文筋法


うつ伏せにして、「腎愈、志室、大腸愈」に点穴の後

腸の安定を図るために腰部に分筋法。

しばらく、腎を中心に気功を流していく


この施術をやりながら、これを教えてくれた先生達を思い出しながら

「ああ、本当にいいものを学んだな、とづくづく感じていた」


息子の腹痛は緩和したようで、下に降りて行った。


現在、中医学と推拿を当院にて講義を行っているが、このような生きた知恵を

皆さんに伝えてゆく機会をいただいて、またこの分野に人生で携われたことに

つくづく感謝が尽きない。



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