小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。
「その傲慢は人を家畜にすることだ!人を道具にして、それは
人間が人間にいちばんやっちゃいけないことなんだ!」
これは、機動戦士zガンダムの主人公「カミユー・ビダン」が
放ったセリフである。
最近のウクライナ戦争の報道をみると
この、「カミユー」のセリフをいつも思い出してしまう。
報道では、ロシアの多くの若者たちが弾薬も食料も尽き、ひどい状態で遺体が放置されているという。
開戦から少したった時も、死んだロシア兵の携帯から自分の母親とのやりとりが公開されていた。
(本当の真偽はわからない)
このロシア兵は戦争することなど聞かされていなかったらしく、ウクライナに歓迎されるといって、本国ロシアからウクライナ
に送り出されたようだ。
それも、ただ訓練に行くとしか聞かされずに。
そして、ウクライナにつけば、ウクライナ人にファシストとよばれ、非常な恐怖の中過ごしているとのやりとりがあった。
もう、このロシア兵の若者は死んでしまったようだが。
命をゴミのように扱う人間が権力を握ったらこういう事になるのだとつくづく思う。
これは、戦争。
でも、私は企業で起きていることも、ミサイルが金になっただけで、そう変わらないような気がする。
国家元首と末端の兵士。大企業の社長と末端の社員。
結局程度の差なのではないかと思う。
企業が金に物をいわせ、他の企業をつぶし、そこで働いた人たちの職を奪う。
必要のない人間は切っていく。
ブラック色の強い企業は、下で働く人の事などは考えず、トップは自分の思いだけで突き進んでゆく。
社長に逆らうのが恐いから、結局、社長が絶対的な権限を持つ。
大げさかもしれないが、程度の差こそあれ、プーチンとロシア兵の関係と同じである。
ミサイルという武器が金になっただけで、考えてみれば、この平和な日本のどこでも
起こっていることだ。
結局人間のやっていることは、すべて、程度の差なのかもしれないとおもう。
バブルの時の日本はこのような企業の社長たちがマスコミに取り上げられ
もてはやされたものであった。
私は、ずっとおかしいと感じていたが、
当時の日本の風潮はそれが普通であった。
普通の人たちがそういう人たちをもてはやしていた。
命をゴミのように扱う人間が、権力を握ったらこういう事になるのだ。
それは、民主主義でも専制主義でも変わらない。
心が正しい独裁者なら私は全然構わない。
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