小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。
私自身妙に納得してしまった。
庵野さんはあの作品を通して過去の自分にケリをつけた。
25年前、エヴァの映画「Air、まごころを君に」を一緒に見に行った友人と
少し前にシンエヴァをみた。
エヴァの物語は25年を経てようやく完結した。
少し、寂しい部分もあったが、庵野さんをはじめ、スタッフの皆様には本当に感謝である。
あの作品をみて、多くの事に気付かされたし、なにより、私自身もにエヴァの登場人物たちのように
14歳の頃の自分にケリがついていない部分があった。
だからこそ、あの作品に惹かれたのかもしれない。
新しく何かを始めたりすることや背伸びをするのではなく、過去の自分が一体何を欲していたのか?
どうしたかったのか?まだ埋められていない穴を少しずつ埋めていくことで
焦燥感やら、日々の煩わしさが不思議と癒えていくのがわかる。
人はそれぞれ心の中に、空虚なものを抱えて生きていて
どこかのタイミングでそれが顔をだす。
目を背け、避けたとして、逃げてもまた追ってくる。
そんな問題をかかえた自分自身に一つ一つ、ケリをつけて次に進むこと
人生はそんなことの連続であるのかもしれない。
面倒だけれども、そこに喜びがあるのかもしれない。
「シンエヴァ」をみてそんなことに気付きました。
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