小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。
「伝統療法通信番外編」№44中医学と秋
「秋の時期の人体」
秋の時期は陰陽のバランスで考えると潤っている部分「陰」(水分)が不足しやすく全体的に乾いた症状がでます。呼吸器系に注意し、冬の準備として徐々に温熱性の食べ物を食します。
秋に影響を受ける臓器は肺であり、少し辛いものをとるなどして肺の気を整えます。
肺が邪気の影響を受けると、口の渇き、唇の荒れ、咳、鼻の乾燥、肌の乾燥皮膚のかゆみ、乾燥した便等が症状に現れます。
秋にお勧めのお茶→ウーロン茶(半発酵でやんわりと体を温める)、梨茶(咳止め解熱、整腸作用、主に風邪の症状に良い)
梨茶の作り方(1、皮、実、生姜、ハチミツを瓶に入れ一週間おく。ビンにお湯を入れて飲む
体の陰(潤いに関する部分)を補う食べ物→梨、ハチミツ、ゴマ、ミカン、リンゴ、レモン、豆腐、ホウレンソウ
痰を減らし咳を止める→梨、玉ねぎ、白菜、春菊、チンゲン菜、大根、ゆず、わかめ、のり、昆布
参考文献 東方栄養新書 梁 晨千鶴 著 メディカルユーコン
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