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sifu hiruma  胡蝶の夢  

小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。

憑依現象の克服

2010年03月31日(Wed) 00:15:40

今から一年ほど前まで

僕を悩ませていた現象がある。



人の思いや痛み、その他わけのわからない感覚が

自分に憑依することだ。



人と話をしているときなどでその人の感情や

痛みの症状が自分に出てきたり。

わけもわからず悲しくなったり、顔があげられなかったり、
          (冗談ではなく本当にあがらないのだ。)  

声が全くでなくなったりしたのだ。



本当にひどいときは電話で話していても

その人の痛い部分が自分と同じ場所にでてきたりして

精神的にも不安定になったりしてかなりきつかった。



考えてみるとかれこれ3年ほどこの憑依現象なるものに

悩まされた。


その間はいろいろな情報を集め結界をはったり

数珠をしてみたりしたがだめであった。

(結局実行しなかったが当時は滝行も真剣に考えた。)


で、今の状態はというと憑依というものはなくなった。

人の想いに殺されることもなくなった。

全く何もない。以前のことが嘘のようである。



見事に克服できたのだ。


どうやって克服したかというと二つの方法をとった。



まず健康に気をつけた。

ずっと吸っていたタバコを完全にをやめて今まで以上に

気功に打ち込むことを決意した。



さらに腕に巻かれていた数珠を外し結界をつくることもやめたのだ。


要するに「守ることをやめて裸で立つ決意をしたのだ。」

「どんなものでも何でも来い!俺は大丈夫なんだから」と

開き直った。



健康的になることで体は息をするだけでとても心地よい状態になった。

また守ることをやめてから不調和な波動と合致しなくなったのか

そうこうしているうちに憑依現象は嘘のようになくなった。



今思うと、自分の「恐れ」と「人に同情しすぎる」感情がすべてそういうものを呼ん

でいたような氣がする。


僕の場合の、憑依体質克服法は「体を強くすること」、「恐れて守らないこと」

「人にはいりすぎないこと」だった。


 






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