お客様Sさんから聞いたお話。
中学生の時テニス部に所属していたSさん達二年生の部員は
雨の日に部活が面倒になり、その日の活動をサボり帰ってしまった。
次の日、テニス部の顧問の先生は激怒していてサボった二年生全員はクビになったそうだ。
二年生の部員達は先輩に相談したところ
「態度で示したら、先生も許してくれるんじゃない」
と言ったたそうで、Sさんたちクビになった二年生部員は、毎日走りこみと
筋トレを行い、テニス部が活動しているところにわざわざ現われ
顧問の先生にまじめにやっている姿をみせていたそうだ。
その(Sさん曰く、ジョギング部は)活動は半年間続いたらしく、ようやく顧問の先生から
テニス部復帰のお許しがでたそうだ。
その後、Sさん達2年生全員がジョギング部で鍛えた成果が出て
マラソン大会では常に上位入賞することになり
陸上部よりも早くなってしまったらしい。
Sさんはその時の経験で走ることの楽しさを覚え、高校では陸上部に入り、
現在は会社のマラソン大会で上位入賞するなど数々の大会に出て
市民ランナーとして走ることに喜びを見出している。
「人間万事、塞翁が馬」とも言うが人生の中で何が幸いするのか
わからない。
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