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sifu hiruma  胡蝶の夢  

小さい頃、「蝶」と「蛾」が存在することが、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。

四平馬

2022年07月31日(Sun) 10:19:56


昔から、空手の世界では、「立ち方3年、握り方3年、突き方3年」といって

最低9年はやらなければわからないといわれる。


私も、南方の中国武術に、縁があって飽きもせず、20年以上稽古している。

本当に、実感することだが、「四平馬」(空手でいう騎馬立ち)

は家で例えると「基礎」になる土台の部分であり、これができなければ、

上に何をつけてもすぐに崩れてしまう。

武術の稽古は技ができたから、出来上がりとうものでもなく、

その「流派特有の身体」ができなければ、できていることにはならない。


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白勁会 年末演武会

2021年12月21日(Tue) 13:44:33

今回の演武会は、外部より先生方をお呼びし、武道、ヨガ、現代霊気を体験参加型としました。
コロナで人数制限があり、他にもお呼びしたかった方達も多数いたので、残念でしたが、14名が集まりました。

このような形での開催は初めてなので、どうなることか。
と思っていましたが、大成功におわりました。

2021演武会

外部より協力いただきました先生方
ヨガ 渡辺先生 
現代霊気 若林先生
中国武術 奥本先生

また関わっていただいた皆様、大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたしますl。

※集まった寄付金は「あしなが育英会に寄付させていただきました。

先輩の油断

2020年09月17日(Thu) 13:23:21

私は、昔「ITF」というテコンドーを7年間修行していた過去ことがある。

その時の話である。

非常に才能があった一人の先輩がいた。

先輩は某有名流派の空手も併用して稽古しており、万全の体制で大会に臨んだ。

先輩は大会前の稽古時私に、
「テコンドーの蹴りの範囲はここからここまで、このようにしていたら
当たらないんだよ」と私に告げた。

事実、大会に臨む前の稽古で、先輩のガードは固くなかなか先輩と当たった相手は先輩を崩すことができなかった。


私は、先輩なら今回の大会結構いけるのではないかと思っていた。

私は都合で大会を観戦できなかったのだが、大会後の稽古で師範から報告があり

「先輩が対戦相手の「後ろ廻し蹴り」を側頭部にもろにくらい
一時記憶喪失になり、その後も意味不明なことを口走っていた」そうだ。

先輩は大会後1、2回道場に姿を現したが、それ以降姿を見なくなってしまった。


いつも、私は思うのだが、どの流派が優れていて強いとかいう議論は

時と場合、また、場所や戦う人数によるもので、結局はそれを

どう生かすかはそれを使う人間個人の問題だと思うのだ。

それにしても、側頭部を含む、頭部への打撃というものは怖いものである。

修行のバランス

2020年05月09日(Sat) 19:02:23


修行のような分野に打ち込む人に特に多くみられるのだが

自分の世界を追い求めるあまり先鋭化し、ある時から周りが見えなくなる事がある。

そういう段階を経験するのも一つの修行だとも思えるが

それが行き過ぎると孤独になり、相手にされなくなることがある。

その人を導いた指導者による影響なのかもしれないし

その人自身のせいかもしれない。


そういう段階を経験するのも一つの修行だとも思えるが

行き過ぎると孤独になり、周囲から相手にされなくなることがある。


どの分野でも洗練されるほど丸くなり周囲がよりよく見えるようになるのが

修行とよばれるものの行きつく先だと感じる。 

それは、社会とのバランスといっていいかもしれない。


昔、四柱推命(占術)を何十年と勉強している方が

「この世界に入って長いのですが、結局は常識が一番大事なんです」

といっていたのが、いまだに心に残っている。









門派、流派の魂

2019年04月14日(Sun) 13:51:14



私の「カンフー」の師匠が

「自分の態度に一番合うスタイルを見つけな」

とか、よくそんな話をしていた。


武道の世界に長年いると~流~派が優れているとか

とよくそんな話聞く。

数多くの流派が存在する中で

「白眉拳」や「蔡李佛」を今までやってきたのは

言葉では言えない自分の何かが充実するからやっている。

その何かは人それぞれ違うものだから

稽古の中で自分の「魂」が充実する流派を選べばいいのではないか。