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sifu hiruma  胡蝶の夢  

小さい頃、「蝶」と「蛾」の存在が、不思議でたまりませんでした。大人になり、気が付けば「陰陽五行学説を」中心とした中医学の仕事に就いていました。   日中気功整体院 武術白勁会 日々のこと・・・。

時代

2024年03月02日(Sat) 17:13:07


昨今、テレビ番組などで、昭和や平成の時代をテーマにしたドラマが放送している。

ドラマを視聴しながら、あんな事あったなあとか思いながら観ていたが、

あの時代が決していいわけではないと当時の自分は感じていた。

時代的には自由であったがその反面、パワハラやセクハラが横行し、時間外労働や

不当な上下関係、価値観の強制などがまかり通っていた。そして今よりずっと

大人たちは拝金主義であった。あの当時、おかしいと思っていた感覚はやはり正しかったのか

昭和、平成で良しとされていた事は悪しき習慣となり、令和の時代においては通用しない事も多い。

ただ、失ったこともある。この令和においては個人主義が行き過ぎた為か、人と価値観を共有する

喜びや一体感、対人関係においてのモラルが大きく欠落したような気がする。今の時代の息苦しさは

指摘されるように経済的な面も大きいと思うが、それよりなにより、みんなの意識が、バラバラになり

お互いを尊重することがなくなったからとも感じる。どのような時代に生きても不平不満はでてくるものだが

個人的には、昭和、平成よりも今の時代の方がまだ生きやすくはなったかなと感じる。
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「識神」か「元神」か

2024年01月22日(Mon) 18:16:00

~伝統中国気功の中の「識神」と「元神」~

「識神」・・・「後天的に身に付けた知識の総称」生まれてから学習した事
「元神」・・・「先天的にそなわっている知恵」で、「頭の知らない事を全て知っている」とされる。

多くの人間の頭の中の指令室にはこの「識神」がいて、「識神」が指令室に居座っていると、落ち着かなく、他人に対し威張ったり、傲慢になる性質があるとされる。
それに対し、「元神」は非常に物静かで謙虚な性質があるといわれる。

「頭の中の指令室の座を元神に譲る」
中国気功の一つの目標として指令室の座から「識神」を追い出し「元神」に「指令室の座を」譲ることが修行の目的となっている。
また「元神」が指令室の座に居座ると、今まで身に着けた知識「識神」もよりよくはたらくとされている。少しばかり、専門的な話になってしまったが、ヨガや他の修業法で行う瞑想の目的の一つに「思考のはたらきを止める」、「頭の中のおしゃべりをやめる」や「思考から距離を置く」というのがある。他の修業法と同じく中国気功も同じことをめざしているのである。

ランナー

2023年12月04日(Mon) 16:56:17

《人生は自分マラソン》
私の院に通われている方で、市民ランナーの方がいます。
その人はよく人生をマラソンに例えて話をします。一人一人が自分に与えられたコースを走り
、ゴールも違うのに、自分とは全く違うコースを走っている人を見て競争をしていれば力尽きるか
ペースを乱されることがあるでしょう。自分に与えられたコースを走りきるためにはペース配分が
重要で、周りに流されたり、惑わされたり、負けまいとしてペースを乱すよりも、自分の人生のコース
にあったペース配分をして、周りの景色を楽しみながら、ゴールする方が人生は充実するかもしれません。

パレスチナ問題

2023年11月02日(Thu) 13:01:09

中医学には「虚実補瀉」という考え方がある。
例えば、「海を綺麗にするにはまずは、山から綺麗にする」
というように、目に見える症状「実」を考えるのではなく、
「虚」(症状を出した根本の原因)を補ってゆこうという考えである。
体の症状でいうと、本当の問題点である「虚」が「精神的不調」だとして
この部分を治療しないかぎり、「実」(出ている症状)「腹痛」は
収まる事はないということである。武力を使ってほとんどの世界の問題が
解決しないのは「実」の部分だけをみて「虚」の部分を補なわないからではないだろうか。
パレスチナの人々の「虚」に相当する癒されない部分。
イスラエルの人の「虚」に相当する癒されない部分、世界が共に両国の「虚」を補う為、
考えてゆかなければ、この問題は解決はできないのではないか。

中医学 「秋と肺」

2023年10月06日(Fri) 16:30:42

《秋と肺》
「秋」は乾燥しやすい為、体の潤いがなくなり、全体的に乾いた症状が出ます。
「肺は燥を憎む」という言葉があり、「肺」は潤いを喜ぶ臓器であり、乾燥する秋は肺の機能が弱くなります。
「肺」は「喉、鼻、皮膚」に関係し、「毛穴の開閉」をし「汗の調節」を行います。
呼吸において「心臓」と協力関係にあるので、全身の血液の代謝に大きく関与し
自然界より吸入した気を「腎臓」に送ります。(腎の納気作用)簡単にいうと
上半身だけの浅い呼吸は、腎臓に届かず、全身の代謝が滞る為、浮腫みや
便秘など様々な代謝障害を起こすことがあります。感情面において「肺」は「悲しみ」と深い繋があり
「肺」が病めば、何故か、悲しい気持ちが誘発されたり、逆に悲しい気持ちになると「肺」をいためます。
また、大腸とは「表と裏の関係にある為、皮膚の問題、呼吸の問題があると「便秘」になったり、腸の異常が出てきます。
○秋にお勧めのお茶→(ウーロン茶、梨茶)梨茶(皮、実、生姜、蜂蜜、を瓶に入れ、一週間おきお湯を入れて納飲む)
○秋に適した食べ物 →(梨、玉ねぎ、白菜、レモン)

参考文献 「中医学の基礎」  東洋学術出版社「東方栄養新書」 梁 晨千鶴 著 メディカルユーコン